PUNISHER 第29話 未知との遭遇

単行本大増刷!!と告知したPUNISHER。

29-9.jpg

そう素直に信じた俺だったのだが・・・、どこの書店にも増刷されたPUNISHER単行本が見当たらないという怪奇。

秋田書店もいよいよ、PZ現象、表紙詐欺、3・16の法則に続いて、今度は『増刷偽装』なのだろうか?

今週のPUNISHER、第29話「未知との遭遇」

カイルン遺跡の調査・研究を続ける博士の研究所前に現れた三人組。

昨日、博士の助手エルを襲い、カイルン遺跡の秘密を探ろうとした三人組が性懲りもなく、直接、博士に直談判にやって来た。

29-2.jpg

コイツラ・・・暇だな・・・。

博士は三人組の持つ捕縛銃を見て、カイルン遺跡の危険性を改めて説く。

その捕縛銃では、どうすることもできない小さな虫が何千何万とおり、その虫が鼻や耳から体内に侵入し、絶命させてしまうことがあるという。

そうした「自然の罠」(ナチュラル・トラップ)が数多く存在し、行方不明者が多く出ていると語り、三人組は怯えてしまう。

そして、博士の口から語られる“真実”・・・。

29-3.jpg

人も喰う凶暴な先住民族がいるという。

未開拓地の恐怖!!
カイルン遺跡に人喰い凶暴先住民族がいた!!


やはり川口浩探検隊の匂いがプンプンしてきたな・・・。

やべぇ・・・すっげぇ・・・胡散臭い・・・。

行方不明者たちも、その先住民族の「仕業」なのだという。

余計なお世話なのだが・・・

凶暴かどうか分からないが、独自の生活様式を持つ先住民族がいるならば、そっとしといてやれよ。
コロンブスじゃないんだから。


そして、これまた余計なお世話なのだが・・・

もう、これ以上、満足な結果が得られないことが100%分かり切った伏線提示は、自分で自分の首を絞めるだけなのだからやめればいいのに・・・。

そして、今週のPUNISHER、見せ場のシーンが訪れるのだが・・・、

PUNISHER連載開始以来、最狂最悪の脱力シーンの登場である。

ミルキィが大鎌を振り下ろそうとしたところで、現れたのが、この葉っぱクン

29-4.jpg

・・・。
・・・、滝汗・・・、冷汗・・・、絶句・・・。
・・・、(うわぁ・・・やっちまった・・・)


PUNISHERとはヒロイックファンタジーでもなければ、壮大なアドベンチャーでもない。

そう、この葉っぱクンの出現で分かったのが。

PUNISHERとはメルヘンである。
いや、間違えた。
PUNISHERとはメンヘルである。


僕には・・・見えるよ・・・森の妖精がホラッ!!
君の背中には天使が見える・・・ホラッ!!微笑んでこっち見てるよ!!

構想10年とは恐ろしい・・・、あってはならないことが何の前触れもなく、突然やって来てしまうのだから・・・、作家の突発的なオナニーによって。


そして、葉っぱクンはミルキィに話しかける。

29-5.jpg

さすが読者置いてけぼり漫画ナンバーワンのPUNISHERだけはある。

もはや論理・常識、夢やロマン、ファンタジーなど微塵も消えてしまったのである。

そう、PUNISHERとは・・・、どう定義されるべきか。

PUNISHERとは構想10年!佐渡川先生による「ドカベン+クローバー」のメンヘル漫画である。

水島先生が、『ドカベン』で見せつけるキャラクター愛と自キャラ大好き!の公開オナニー。
平川先生が、『クローバー』で見せつける不条理と想像を絶するキチガイっぷり。

この二つが今、PUNISHERという漫画に降臨したといっていいだろう。


思えば、もし10年前に好きだった女性に、告白することもなく、それでも熱が冷めることなく10年間恋焦がれ続けていたとしたら、それは狂気でしかない。

そして、葉っぱクンは語る。

29-6.jpg

ヤック族!?

tomoki-main.jpg

ヤック族って・・・、また回収できない伏線バラ撒くのやめろよ・・・。

このヤック族が、冒頭に博士が言っていた「人喰いの凶暴な先住民族」なのだろう。

葉っぱクンは仲間を呼び出す。

29-7.jpg

この葉っぱクン、よく見ると、ゆるキャラそのもの。

地方の「花と緑のフラワーフェスティバル」みたいな地域おこしイベントのキャラクターにありそうなデザイン。

まだ、奈良県のせんとくんのほうが数百倍、魅力的だと思うけれど。

そして、仲間が現れ、アルトたちを取り囲む。

29-8.jpg

宮崎駿のアニメを見て、ふらっと何か思いついたことを、そのまま描いたのだろうか・・・。

今週も振り向けば現代怪奇絵巻という最厄のポジションになってしまったPUNISHER。

それだけではない・・・、

PUNISHER最終ページのすぐ左に、内藤拳一狼先生の新連載開始予定のアナウンスが掲載されているというのが、あまりにも厄い。

チャンピオンに掲載順位は確かにジャンプほど関連性はない。

けれど、打ち切るときはスパッと強引なまでに突然、強行することを心のどこかに、とどめておかねばならない。

その時期は近いのではないかと思っている・・・。

今のPUNISHERを素直に楽しめない俺は、毎日、自問自答している。

やっぱり俺って・・・。

29-1.jpg

めまい

人面犬さん初めまして。
いつも楽しく拝見させてもらっとります。

さて、今週のパニッシャー、、、、

「散って!!」の見開きページ、、、
なにかハンター×ハンターを彷彿とさせる緊迫感を感じました。

今までどれだけ肩透かしを喰らったか分からないグダグタ、クソ展開を恐れつつも、淡い期待を胸に読み進みました。


そしたら、、、

葉っぱですよ、、、

衝撃ですわ、、、あまりの脱力にめまいがしました。

作者は作品を投げたと感じました。


残念です。

まだ裏返る可能性はある、魅力ある強敵を出して、、、と、微かな期待を胸に読み続けていましたが、もう無理です、浮上はないでしょう。


この投げやりな感じ、、

作者はもう打ち切り宣告を受けているのかもしれませんね。

でも最後まで読み続けますよ。
ほんと、面白い作品では無いけれど、週チャンの中では一番気になる作品ですので。
[ 2008/09/05 03:57 ] [ 編集 ]

ブロンソンさん

はじめまして。
コメントありがとう。

ブロンソン・・・、『王様のオーパーツ』にも出てきたような・・・。(笑)

>「散って!!」の見開きページ、、、
>なにかハンター×ハンターを彷彿とさせる緊迫感を感じました。

爆笑!!
もしかしたら、ハンター×ハンターの影響があるのかもしれません・・・、佐渡川先生なだけに・・・。

>作者は作品を投げたと感じました。

PUNISHERは最初の連載初期段階では、かなり骨太な構成があったように感じています。
ただ、描いていく中で、突発的に描きたいことが次々と思いついて、気がついたら収拾がつかなくなってしまったのかもしれません。

>作者はもう打ち切り宣告を受けているのかもしれませんね。

俺もそう考えているのですが、同時期新連載の『弱虫ペダル』『悪徒』がこれだけ人気を集めていますので、おそらくかつての『剣聖ツバメ』パターンで、人気もなくつまらないにも関わらず、連載は続き、単行本も不思議と発行されるという厄い状況が起きるかもしれません。

>でも最後まで読み続けますよ。
>ほんと、面白い作品では無いけれど、週チャンの中では一番気になる作品ですので。

まったく同じ意見です。
お互い、最後の最後までPUNISHERと運命を共にしましょう。

毎週、ブログを見ていただいているようで、とてもうれしいです。
今後とも、末永くよろしくお願いします。


[ 2008/09/05 09:53 ] [ 編集 ]

たまにブログを覗く程度ですが…、はじめまして。
今週は酷いですね…。せめて葉っぱ達と出会うのは、
ヤック族としばらく戦った後にした方がよかったんじゃないでしょうか。

コマ数はもっと絞れるような気がします。葉っぱ族と対面してからの
「間」が多すぎるような…。そんなに驚くほどのものか?とも思ってしまうし…。

絵も酷くなってません?アルト、ミルキィ、エルの顔なんかとくに。
俺は気持ち悪い顔だな…と感じます。少なくともエルは鼻描いてもよかったんじゃ…。
[ 2008/09/05 13:01 ] [ 編集 ]

にゃむこ さん

コメントありがとう。
初めまして。

>葉っぱ族と対面してからの 「間」が多すぎるような…。

佐渡川先生の強い思い入れ、もしくは「これを見せれば読者は驚くだろう」というサプライズ狙いがあるのかもしれません。

>絵も酷くなってません?

連載開始初期よりも粗くなっているのですが、もともと佐渡川先生の画風自体が粗いものなので気にはなっていなかったような気がします。
ここにきて、それが「明らかに」分かるようになってきた感がありますね。

来週以降の興味は、「どこまで格好悪(ダサ)い漫画になるか?」であり、「あまりのつまらなさがかえって面白い」という厄い状況を生みつつあります。(汗)

また来週もレビュー記事書きますので、よろしく!
[ 2008/09/05 18:57 ] [ 編集 ]

初めまして。拍手は何度か送りましたが「そういや返事ないなぁ」と思ってましたが、コメントでなくてはだめですよね。
んと、頑張れアルト。
前々から聞きたかったんですが「サナギさん」ってどう思います?つか来週最終回・・・
それともチャンピオンなら黙ってバキやドカベンなど男臭いものをみなきゃダメなんでしょうか?
イカ娘とかみつどもえでもいいじゃなイカ!
長文失礼でしたゲソ
[ 2008/09/06 04:53 ] [ 編集 ]

tさん

コメントありがとう。

>前々から聞きたかったんですが「サナギさん」ってどう思います?

単行本は買っていないのですが、好きな作品です。
ただ施川先生の場合、「サナギさん」というキャラクター世界でコトを考えるよりも「酸飯〜」のようなスタイルのほうが本領発揮できると思います。
「酢飯〜」の初期のブラックなネタは最高に面白かった。
「サナギさん」は国語ギャグなので、どうしてもこれ以上は世界は広がらないし、施川先生自身も退屈になっていたのかもしれません。

>それともチャンピオンなら黙ってバキやドカベンなど男臭いものをみなきゃダメなんでしょうか?

好きな作品を見つけて応援するのが一番だと思います。
高校時代は「グラップラー刃牙」があまりにも面白くて、マジな話、毎週木曜日が楽しみで仕方なかった。
今は・・・。(自粛)

イカ娘とみつどもえは、う〜ん、イカ娘のほうが今は好きかなと。

また何かありましたらコメント入れてやってください。
[ 2008/09/06 20:11 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://akitashoten.blog103.fc2.com/tb.php/198-62031534