人面犬の『秋田で始まり、秋田で終わる』

『週刊少年チャンピオン』で田中杜芝先生の短期集中連載の実現を!!

『THEフンドシ守護霊』 マッスル4 全力馬鹿

細川先生の短期集中連載も早くも5話目に突入。
予告文を見る限り、来週が最終回でないらしい。

ただし来週から「マイティーハート」復活、そして元木誠先生新連載スタート。
「侵略!イカ娘」がスマッシュヒットになったので、本作と合わせて連載継続して欲しい気もするが、やはり細川先生には長期連載に見合ったテーマで連載持って欲しいところ。

さて、今週はアヤメと守護霊二人だけの漫才のようなスピード感あるコメディー。
登場人物二人だけで、ここまで次から次へとネタが変わる展開はさすが。
「ヤ○キーフ○ギ○ア」も見習って欲しいほど。

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話の内容、構成、ネタの出し方見せ方は、単純にして巧妙、大胆にして狡猾、たった数秒の電撃展開。

中でも、おかしかったのが、こちらのネタ。

あかひげ薬局かよ。(笑)

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短期集中というチャンスを活かして、ありとあらゆる定番ネタ、教科書的な展開を試している感じがするが、テンポがよく、飽きさせない。

次週が楽しみです。

  1. 2007/08/24(金) 13:17:48|
  2. 細川雅巳
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『THEフンドシ守護霊』 マッスル3 you’ll never walk alone

短期集中連載は第3話は、意表を突く、ちょっといい話。
この短期集中という舞台で、これだけの意外性、ストーリー展開を見せられるのはさすが。

表紙は、インパクト大。
この悪霊のデザインが、なんともイケてる。

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ドタバタコメディー路線で最後まで突き進むのかと思いきや、今回は、老夫婦の愛情を盛り込んだハートフルストーリー。

その鍵となるのが、この隻眼の猫、マサムネ。

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隻眼でマサムネ(独眼流正宗)というネーミングセンスに細川先生らしさを感じる。

そして注目したいのが、この2カット。

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ありふれたカットかもしれないが、よく見ると、細川イズムを感じざるを得ないカット。
完全な独創ではなく、共通認識の最大公約数は維持しながら、少しひねってあるカット。
見ていて楽しい。

オープニングの悪霊、隻眼の猫、そしてこの2カット。
注視しないと気がつかないかもしれないが、キャラクター造成の高いポテンシャルが発揮されたカットは、細川先生の作家性を如実に表している。

そして、今週の最大の見せ場は、このカットから始まる見開きページ。
                                
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交通事故にあった猫が、フンドシ守護霊に抱かれ、安堵の表情で往生するシーン。
この見開きシーンの特長は、アヤメの印象的な2つの表情カット(寂しさと安堵)、そして猫の魂が昇華する神秘的なカット、それを時系列で表現する大胆なコマ割り。
おそらく、時間的に数分の出来事だと推測されるが、言葉少ないものの確実に読者の心のひだを捉える印象的なシーン、見せ場に仕上がっている。

昔、小学生のころ、手塚先生のブラックジャックを友達の兄から借りてはまっていた頃、読み終えてから、そのページ数を数えて、内容の濃さとページ数の少なさのギャップに強烈なショックを受けたことを思い出した。

日本の古典文学の美しさは、行間の無意識な美意識と言われているが、まさに、それが今回の読みきりにも妥当であろう。

さて、あと何回、連載が続くのか不明だが、なんとも楽しみな作品だ。
  1. 2007/08/18(土) 20:47:58|
  2. 細川雅巳
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『THEフンドシ守護霊』 マッスル2 心霊写真のあの人は

オープニングのこちらのカット。
チャンピオン以外の健全な少年誌ではまず見られないカット。

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いつから、ゲイがここまでオープンになったのだろう・・・。
そして、この「サイレント・ゲイ」というスタイルは強烈に厄い。

ユーミンの名曲「卒業写真」

♪悲しいことがあると
♪開く革の表紙
♪卒業写真のあの人は

第2話は、「心霊写真のあの人は」と題し、細川先生のカラー丸出しの悪霊が登場。

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細川先生のカットって、1コマ1コマが、本当に見逃せない。
この悪霊の顔、星のブンガのザコキャラとして出演していてもおかしくないほど、いとおしい。

ちなみに、おかしかったのが、このコマ。

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これこそチャンピオンギャグマンガの保守本流の流れ。
サイレント、言葉はないがスピード感のある動き、タブーを蹴散らす愛情表現。

そして、ラストカット。
短期集中連載ならではの、後先を考えない、こちらのモザイクカット。

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下品。
圧倒的に下品だが、そもそもギャグマンガの基本は下品であることであり、他者を寄せ付けない独りよがりな正義・暴力があること。

こうして、第2話を読んで思うのが、こうした短期集中の舞台で、ありとあらゆる思いつく限りのギャグパターンを「実験」してもらって、それを次の本連載に活かしてもらいたいということ。

「侵略!イカ娘」が、佐渡川先生の下で佐渡川カラーを習得し、無敵看板娘のストーリー展開の基礎を踏襲したことで、人気を集めていることなど、無視してもらいたい。

細川先生は、その「何かが過剰で、何かが不足している」発想とアクの強過ぎるタッチ(描線)が最大の魅力。

来週は発売がないが、やはり次週も楽しみな作品だ。
  1. 2007/08/03(金) 20:08:49|
  2. 細川雅巳
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「THEフンドシ守護霊」 マッスル1 カキツバタ アヤメ16歳 守護霊はゲイ

細川雅巳先生、新連載は「男色、筋肉、マイ守護霊〜霊能青春コメディー」と銘打たれた作品、「THEフンドシ守護霊」

高校1年生、カキツバタ アヤメは霊感が強い女の子。
霊感が強いが故に、邪悪な霊に襲われることが、しばしばあり、守護霊としてマッチョなゲイが憑いている。

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アガシャじゃないよ、念のため。

「ゲイ」というキーワードを、ここまでストレートに導入したギャグマンガは新鮮だ。
ストーリー自体は、バカバカしく、単純だが、勢いがあって、飽きさせないスピード展開。
「星のブンガ」でも、マッチョが抱き合って羽攻撃という名シーンがあったが、細川先生は、男色の気があるのだろうか・・・。

そのアヤメの前に現れたイケメン転校生がこちら。
その名も、北島二郎。

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このネーミングセンス。
そして、このラインの太い、独特なイケメン描写。

このイケメン転校生を好きになってしまったのが、アヤメの守護霊。

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このマッチョゲイの守護霊。
とにかくルックス重視、思ったことはすぐに声に出さないと落ち着かないタイプの気違いらしく、すぐに北島二郎に一目惚れ。

アヤメの体に乗り移り、頬を赤く染めながら、好きです・・・と。

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アヤメの体に乗り移った女子高生姿のマッチョ守護霊が校内を爆走。

第1話を、読んでみて、短期集中ならではの、凝縮された爆発性、そして単行本など、商業的な継続性を無視した、その場限りの爆走モードに近いストーリー展開、アクション、ギャグの回転は、さすが!の一言。

チャンピオンでしか読めない、他誌では絶対に掲載されることのない奇怪な作品に仕上がっている。

今後の展開は、まったく読めないが、この守護霊(名前が不明)、とにかくエネルギッシュで、感情表現が豊か。
ここまで、モラルや世間体を無視して、暴れてくれる気違いキャラクターは圧巻。
これぞ、まさにチャンピオンのギャグマンガ。

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細川先生のコメントを見る限り、やはり間違いなく短期集中らしい。

「三毛猫ホームズ」が単行本になるならば、細川先生の作品も単行本にしてもらいたい。

とにかく、第1話は待った甲斐があった。

チャンピオンの楽しみな作品が、また一つ増えた。

PS・・・「侵略!イカ娘」のレビューは、怖くてできない。Shinsen君や釘煮大福君に任せます・・・。
任せますで・・・ゲソ。
  1. 2007/07/25(水) 20:09:06|
  2. 細川雅巳
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